日本の人口が減少する一方、川崎市の人口は今も増え続け、2017年4月には150万人を突破しました。それに伴い、小杉・新川崎地区では小学校の新設が予定されるなど、15歳以下の年少人口も増加しています。将来の川崎を見据えたとき、我々が彼らにバトンをつなぐだけではなく、彼らがまたその先の世代にバトンをつなげるよう、生まれ育ったまちへの愛着を持って主体的にまちづくりに取り組み、日本、世界に誇れる川崎の原動力として活躍できる人材を育てる必要があります。
まず、3回目を迎えるダンス事業、頂~キッズストリートダンスグランプリでは、小中学校で体育の必修科目として取り入れられているダンスを通じて、子どもたちにより高い目標に向かって取り組んでもらうため、前回に引き続き川崎市内だけでなく全国から参加チームを募集し、大会のレベルアップを図ります。また、「ダンスの聖地・川崎」をアピールするために、川崎にゆかりのあるダンサーを招聘し、子どもたちに川崎から日本、世界へと挑戦する道筋を示してもらいます。そして、初開催から丸10年となるバスケットボール事業では、地元にプロチームが誕生し、子どもたちにとってプロバスケットボール選手という目標が身近になる中、開催方式を見直し、参加してくれた選手たちにより高いステージを目指すきっかけを提供します。さらに、青少年育成事業として、川崎の知られざる魅力を子どもたちに知ってもらうため、我々青年会議所のネットワークを駆使して新たな事業を構築し、このまちの可能性を感じてもらうだけでなく、対外的にもその魅力を発信することで、愛し愛されるまちの実現を目指します。
今後社会の主役になっていく子どもたちが、このまちに生まれ育ったことを誇りに思い、次世代のまちづくりを担う人材になると共に、川崎の名を背負って日本、そして世界に羽ばたくための足掛かりを掴めるような、明るい豊かなまちを築いてまいります。
【事業内容】
1.3月ダンス事業(頂~キッズストリートダンスグランプリ)
2.6月青少年育成事業
3.10月バスケットボール事業